朝日杯フューチュリティステークス回顧
朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1 阪神芝1600m)
注目馬ペールエールは最下位16着、、
ターコイズステークスに続き注目馬が最下位、、
レースは予想通りビアンフェが先手を取り、それにメイショウチタンとトリプルエースが突っついていく展開となりました
そのすぐ後ろに勝馬サリオス、その後ろの内にペールエールがつけますが、わずかに騎手の手が動いており促されているように見えますが進んでいくどころかジワジワポジションを下げているように見えます
ラウダシオンはその後ろ中団にポジションをとりました
最後の直線では道中4番手にいたサリオスが早め先頭で押し切り、後方にいたタイセイビジョンがこれに迫るかと思われましたが差は縮まりませんでした
3着は最後尾をロスなく回ってきて最後の最後に追い込んできたグランレイ
注目馬ペールエール、相手のラウダシオン共に直線に入っても手応えが悪く全く伸びませんでした
以下、各騎手のコメント
16着 ペールエール(O.マーフィー騎手)
「枠も良くいい位置が取れましたが、コーナーに入るところで急に止まるようなところがありました。理由はよくわかりませんが、こういう結果になり残念です」
8着 ラウダシオン(C.ルメール騎手)
「16番ゲートからいい位置が取れましたが、直線狭い所に入ってリズム、バランスが悪くなってしまいました。また伸びてくれましたが、距離は少し長いかもしれません」
今回の勝馬サリオスは先行勢が潰れ2、3、4、5着が後方から来た馬であったにも関わらず、前方4番手から早め先頭でレコード勝ち
1着 サリオス(R.ムーア騎手)
「いい馬に乗せてもらえて光栄です。コーナーでは幼さを見せてのレコードタイムですから、まだ速くなる可能性があると思います。馬体がしっかりしていて距離も大丈夫だと思いました。出来上がっている感じがありますし、これを維持できれば将来は楽しみです」
ムーア騎手のコメント通り距離伸びても大丈夫そうなので、今のところの皐月賞本命候補です
今回逃げて7着だったビアンフェも次走距離短縮であれば狙っていきたいです
朝日杯フューチュリティステークス予想
朝日杯フューチュリティステークス(G1 阪神芝1600m 2歳)
おそらくビアンフェが逃げると思います
が1600mまで距離延長する今回は前回の京王杯2歳ほど離して逃げることはないと思います
それに続きペールエール、外からプリンスリターン、メイショウチタンが突っついていくのではないのでしょうか
ですので先週の阪神JFのように楽に単機逃げ切りということはないでしょう
注目はペールエールです
前走のデイリー杯2歳では下り坂でのサクセッション・マーフィー騎手早仕掛けに併せ馬でついていく感じになり、最後苦しくなったところで差されるという後ろを走っていた馬有利の展開のなかで3着でした
デイリー杯組のなかでは1番強い競馬だったのではないでしょうか
枠も2枠3番といいところを引けたと思います
相手はラウダシオンです
まずルメール騎手が前走重賞勝ちのタイセイビジョンではなくこちらを選んだことがポイントだと思います
今回は大外枠ですが馬格がありむしろ競馬がしやすいのではないでしょうか
過去のレースを見る限り1400mでも短く広い競馬場での距離延長もプラスだと考えます
3ペールエールー16ラウダシオン ワイド1点
ターコイズステークス回顧
ターコイズステークス(G3 中山芝1800m 牝馬限定ハンデ)
http://sp.jra.jp/JRADB/accessS.html
3番人気、2番人気、1番人気での決着
注目馬16番トロワゼトワルは最下位16着、、、
13番コントラチェックがスタートあまり早くなかったもののスッとハナを取り逃げます
2番手にトロワゼトワル、エスポワールは前方5〜6番手につけ、シゲルピンクダイヤは中団から3〜4コーナーで押し上げていきます
結果はコントラチェックが逃げ切り、4コーナー入り口で前にいたエスポワール、シゲルピンクダイヤが2.3着
4着に最後方から追い込んだフェリアプーラ、5着に最内枠を活かし上手く先行したメイショウグロッケが際どく迫ります
トロワゼトワルは逃れなかったにしても最下位とは…
前走レコードで逃げた反動か斤量増か休明けだからなのか、、
↑トロワゼトワルの前走京成杯AHのラップ
今回のコントラチェックのタイムが1:32.2
前回のトロワゼトワルのタイムが1:30.3
開幕週高速馬場だったこともありますがトロワゼトワルの方が約2秒も早いタイムで逃げています
2ハロンまではほぼ同じペース、そこからは最後の2ハロンこそほぼ同じタイムですが、それ以外は約0.5秒ほどトロワゼトワルの方がペースが早いです
それにも関わらずあの失速は…いくら大外枠とはいえ、、
次走もう一度狙ってみたいと思います
前のこりの展開で直線最後方に加え、進路選びに迷い直線半ばまでフラフラしながらも際どい4着にきたフィリアプーラも次走広い競馬場で狙ってみたい1頭です
荒れる牝馬限定ハンデ重賞〜ターコイズステークス解説
ターコイズステークス(中山 1600m 芝・外)
・古馬は苦戦傾向、4歳以下が中心
過去10年の3着以内の計30頭中22頭が4歳以下
5歳以上の3着内率は12.9%
・やや内枠有利
過去10年の3着以内の計30頭中23頭が1枠〜5枠
6枠〜8枠の3着内率11.7%
・ロベルトの血に注目
2015年の勝ち馬シングウィズジョイ、2017年2018年連覇のミスパンテールはいずれも母父シンボリクリスエス
2014年勝ち馬ミナレットの母父がウォーニング
と過去5年ロベルトの血を引いた馬が勝っている
・瞬発力よりも持続力
2015年は前目で粘り込んだ馬のワンツースリー
2017年2018年も前目で粘った馬のワンツーで決まった
広いコース・長い直線で瞬発力を武器に好走してきた馬よりも小回り頭で前目でしぶとく粘ることができる馬が優勢
・注目馬〜トロワゼトワル
前走は高速馬場ではあったが逃げてレコード、2着に0.6秒差と強い内容
斤量55キロと前走より3キロ増だが他馬と比べて重すぎるという印象はない
休明けだが鉄砲成績1.1.0.1
クイーン賞振り返り
keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20191211&race=11&track=funabashi
クレイジーアクセルが逃げ、その後ろにラインカリーナとプリンシアコメータ、ミッシングリンクが続きこの辺りまではある程度予想した通りでした
ただアンデスクイーンが後方3番手と後ろすぎました
あんなに後ろからでは届きません
さすがに船橋で地方馬も含めた相手に対してはもう少し前目で進めると思いましたが全く進んでいきませんでした
3コーナー過ぎた辺りから鞭をいれ押していきましたが、直線で迫るも5着
この日の船橋の馬場は前残り気味によっていたこともありクレイジーアクセルの逃げ切り勝利
2.3着も前にいった2頭で決まりました
アンデスクイーンは長い直線でということでしょう
次走大井TCK女王杯ならば再度本命でと思っています
船橋・クイーン賞(Jpn3)予想
12月11日(水)に船橋競馬場で行われるクイーン賞(3歳上・牝・Jpn3・ダ1800m)
https://nar.netkeiba.com/?pid=race&id=n201943121111&mode=shutuba
人気の中心は以下の通り
今年門別のブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)と大井のレディスプレリュード(Jpn2)を勝ったアンデスクイーン
前走牝馬ながら挑戦したJBCクラシックでは8着に敗れましたが特殊な浦和競馬場の外枠でのものなのである程度は参考外としても良いのかなと思います
今年の6月に川崎の関東オークス(Jpn2・3歳限定)で重賞初勝利、初の古馬戦、門別のブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)ではアンデスクイーンの3着となったラインカリーナ
前走の太泰Sでは4着に敗れましたが混合OPを無理やり主張してハナを奪い最後も粘れたので評価できます。クレイジーアクセルがセリかけてくるかもしれないことと斤量増が鍵ではないでしょうか
今年川崎のエンプレス杯(Jpn2)を勝ち門別のブリーダーズゴールドカップでアンデスクイーンの2着となったプリンシアコメータ
前走のレディスプレリュードでは10着に敗れており、連対か2桁着順かと安定感に欠けます
前にいけなかったとき惨敗しておりポジション取が鍵になるのと、去年のクイーン賞で10着と大敗している点が気になります
地方馬では前走レディスプレリュードで逃げてアンデスクイーンと0.7秒差の4着だったクレイジーアクセル
前走JBCレディスクラシックで外枠から5着となったミッシングリンク
あと地方馬ではないですが南関で実績のある元地方馬トーセンガーネットがダートに戻ってどうなるかが気になるところです
予想
今回は交流重賞ということでJRA所属馬が実力上位ですが正直アンデスクイーン以外は安定感に欠ける面があると考えています
相手は内枠逃げ馬で勝負強い吉原騎手騎乗のクレイジーアクセル、ある程度ペースが流れそうなのと今日(12月10日)の船橋競馬は外差しがある程度決まっていた印象があるため、前走JBCレディスクラシックで外枠からまくっていって5着と検討したミッシングリンクとします
3アンデスクイーン=1クレイジーアクセル・9ミッシングリンク ワイド2点
朝日杯FS登録馬と注目馬
12月15日に阪神競馬場で行なわれる朝日杯FSの登録馬及び現時点での注目馬
登録馬 (登録頭数17頭/フルゲート18頭)
タイセイビジョン
ビアンフェ
マイネルグリット
レッドベルジュール
サリオス
ウイングレイテスト
トリプルエース
プリンスリターン
ペールエール
ラウダシオン
エグレムニ
タガノビューティー
カリニート
グランレイ
クリノプレミアム
ジュンライトボルト
メイショウチタン
サウジアラビアRCレコード勝ちのサリオス
デイリー杯2歳ステークス勝ちのレッドベルジュール
京王杯2歳ステークスレコード勝ちのタイセイビジョン
といったところが人気の中心
この他にも
京王杯2歳ステークス2着のビアンフェ
もみじステークス勝ちのラウダシオン
などが続きます。
現時点での注目馬は
ペールエールです
新潟2歳ステークスでは休明けで馬体重+14キロとまったく仕上がっていないながらも阪神JFで4着と健闘したウーマンズハートの僅差の2着
前走のデイリー杯2歳ステークスでは3着に敗れたものの、先行し外目を走らされ3.4コーナーで内から仕掛けてきたサクセッションに付いて行かざるを得なくなって最後甘くなったところで、4コーナー内を上手く回ってきたレッドベルジュールとウイングレイテストに差されてしまいました。
今回は調教師が脚をためて直線にかける方がいいとおっしゃているようですが、大きく外を回ることなく上手く捌ければワンチャンあるのではないでしょうか
マーフィー騎手に期待です
デムーロ騎手からの乗り替わりにも期待したいです